お風呂と洗面台が一つになったユニットバスは、狭い上に角や隙間が多いので、掃除が大変です。

掃除をするとなると様々な部分を取り外して磨く必要があるので、非常に時間がかかりますが、放置しておくと危険です。

バスルームには湿気が多い上、皮脂や髪の毛が溜まりやすいので、浴槽の下や排水溝など見えない部分に黒カビが発生する恐れがあります。

お風呂場は、体の汚れを流す場所なので、いつも清潔にしておきたいものです。
疲れて体を流している時、カビの臭いがすると不快ですよね?

この記事ではユニットバスが汚れる原因や掃除の方法をご紹介いたします。
「ユニットバスの掃除が面倒だな」「ユニットバスはどうやって掃除すればいいの?」という方は、ぜひ参考にしてください。

ユニットバスの掃除の頻度は?

ユニットバスは、大体3ヶ月に1度の頻度で掃除しましょう。
湿度が高くカビが生えやすい夏場は、より頻繁に掃除した方が良いかもしれません。

掃除をしないと浴槽の中に異物が混入したり、バスルームの中がカビ臭くなる恐れがあります。
バスルームでカビの臭いを感じた時には、かなりの汚れが溜まっているかもしれません。

頻繁に掃除を行っていても、バスルームにはカビが発生する可能性があるのです。

ユニットバスの汚れを放っておくとどうなる?

ユニットバスの汚れを放置していると、カビによって健康に害が出る可能性があります。
カビの胞子を吸い込むと、幼児や高齢の方は喘息になるかもしれません。

また、バスルームの温かさや汚れが餌となり、大腸菌などの雑菌が増殖して浴槽に付着する恐れもあります。
雑菌の繁殖したお湯が口の中に入ると、病気になるかもしれません。

ユニットバスの掃除は、家族の健康を守るという意味でも大切なのです。

ユニットバスの汚れを場所別に解説!

床の汚れ

ユニットバスの床には、主に酸性汚れが目立ちます。
トイレも併設しているバスルームの場合、人間の皮脂や石鹸カスだけでなく、尿酸などの汚れが付着しているかもしれません。

ただし、床が汚れているからといって、やみくもに掃除すれば良いとは限りません。
その理由は、床の材質によって掃除方法が違うからです。

使う洗剤によっては、床のコーティング剤が剥がれることもあるので注意しましょう。

カーテンの汚れ

ユニットバスのカーテンにも汚れは付着します。
カーテンに付着する汚れの種類は、主にカビや石鹸カスです。

浴槽の下とは違い、カーテンは人間が直接触る場所なので、カビで汚れていては不快ですよね?
カーテンの掃除方法は比較的簡単なので、頻繁に掃除をすると良いでしょう。

排水溝の汚れ

排水溝が詰まる原因は、髪の毛です。
髪の毛が溜まると、フィルターのように皮脂や石鹸カスをキャッチして、さらに排水溝を詰まらせます。

また、排水溝に溜まった汚れを餌にして、カビやショウジョウバエなどの虫が発生するかもしれません。

さらに、排水溝の詰まりを放置していると、汚い水が浴槽に逆流する可能性もあるので注意してください。

浴槽下の汚れ

排水溝と同じように、黒カビや虫が大量発生することがあります。

浴槽の下は普段目にする場所ではありませんが、範囲が広いので汚れが溜まると掃除が大変です。
掃除をする時でなくても、普段からチェックしておきましょう。

壁の汚れ

壁には水垢や石鹸カスの汚れがよく付着します。
加えて、バスルームの壁は転倒防止のために滑り止め加工が施されているので、ザラザラです。
従って、いざ掃除をする時にスポンジが滑らず、汚れをゴシゴシとこすれないかもしれません。

かといって壁を掃除せず放置していると、水垢や石鹸カス汚れが固まるので、こすってもなかなか落ちません。
頑固な汚れになる前に、普段から掃除をしておきましょう。

すのこの汚れ

すのこには、水を下に脱水する働きがあります。

しかし、すのこの表側は綺麗でも、裏側にはカビが生えていることがあります。
すのこもカーテンと同じように比較的簡単に掃除できるので、こまめに汚れをチェックしましょう。

ユニットバスの掃除に用意する道具は?あったら便利なのはコレ!

・メラミンスポンジ

メラミンスポンジは、100均で購入できるお掃除スポンジです。
強力な研磨効果があり、バスルームだけでなく、キッチンでも使用できます。

しかし、木材やプラスティックなどに使うと、傷が付くことやコーティングが剥がれることもあるので注意が必要です。

・ぼろ布や雑巾

ぼろ布や雑巾は、メラミンスポンジでは掃除できない場所に使いましょう。
Tシャツを10センチ四方に切り取ったもので充分です。

・スプレー容器

スプレー容器は、後述するクエン酸水を入れるために使います。
クエン酸水を壁や天井などに噴霧できるので、スプレー容器があると非常に便利です。

・バケツ

バケツは、洗剤を水と混ぜ合わせる時や汚れたメラミンスポンジや雑巾を水洗いする時に使います。
複数あれば使い分けができるので便利です。

・高圧洗浄機

高圧洗浄機があれば、洗剤を使わずカビや水垢を除去できます。
使用方法が少し難しい上、片づけが面倒くさいというデメリットはありますが、非常に役立つ掃除道具です。

・各種洗剤

バスルームに付着する汚れの種類は、アルカリ性汚れから酸性汚れまで多種多様です。
従って、汚れに合った洗剤が必要です。

しかし、洗剤を混ぜ合わせると有毒ガスが発生する事もあるので、使用には十分注意しましょう。

ユニットバス掃除におすすめの洗剤

バスマジックリン

バスマジックリンは、泡の効果によって汚れを落とす洗剤です。
浴槽の湯垢や水垢、皮脂汚れを落とすだけでなく、除菌・消臭効果も併せ持ちます。
汚れがひどい場合はバスマジックリンを噴霧した後、スポンジなどでこすると良いでしょう。

カビキラー

カビキラーは、噴霧して放置するだけでカビの根まで撃滅し、カビの再発生を抑えます。
最近ではコンパクトタイプも販売されているので、ゴムパッキンなど細かい部分にも直接噴霧できるようになりました。

なお、カビキラーは塩素系洗剤ですが、酸素の力でカビを落とす非塩素系カビキラーも発売されています。
塩素系洗剤は他の洗剤と混ざると危険です。
複数の洗剤を併用する場合は、非塩素系カビキラーを使ってください。

クエン酸

クエン酸は酸性なので、水垢や石鹸カスなどアルカリ性汚れに効果があります。

また、弱酸性で肌にも環境にも良い点が長所です。
スプレー容器に入れて使うと良いでしょう。

巣もクエン酸と同じように酸性なので、アルカリ性汚れを中和して浮かせます。

また、防臭効果もあるため、お風呂場の掃除だけでなく、様々な場面で重宝します。
クエン酸と同じく、スプレー容器に入れて使いましょう。

重曹

重曹は弱アルカリ性です。
水に混ぜて水溶液にすると、アルカリ性洗剤になります。

酸性汚れである尿酸やカビの臭いを防ぐ効果があるだけでなく、粒子が細かいので壁や床を傷つけない研磨剤としても使用できます。

ユニットバスの効率の良い掃除方法

・床の汚れ

床の汚れには、アルカリ性洗剤である重曹などを使いましょう。
特殊な研磨剤や掃除道具を使うと、床の材質を傷つける可能性があるので注意が必要です。

・カーテン

カーテンは磨くのではなく、洗濯機で洗いましょう。
洗濯機で洗うだけでカーテンに付着したカビの根が死滅します。

・排水溝

排水溝の掃除には、パイプクリーナーを使いましょう。
事前に50~60度のお湯を排水溝に流し込み、温めておくとパイプクリーナーと汚れが反応しやすくなります。

排水溝のフィルターを開けたり、手を突っ込んだりすることなく、簡単に掃除が行えます。

・浴槽下

浴槽下の汚れは、高圧洗浄機で洗い流しましょう。
洗剤や研磨剤を使うことなく、スピーディーに汚れを洗い流せます。

また、高圧洗浄機を使う前にカビキラーなどのカビ取り洗剤を浴槽下に馴染ませておくと、簡単に汚れが落ちます。

・壁

壁の汚れにはクエン酸が有効です。
汚れの目立つ部分にまんべんなく噴きかけて擦り取るだけで、汚れを落とせます。

汚れがひどい場合は、クエン酸水を壁にまんべんなく馴染ませて、少し時間を置くと簡単に汚れが落ちます。

・すのこ

すのこは取り外してからベランダなどに持っていき、カビキラーを噴霧して放置しておきましょう。
プラスティック製の場合は、拭き取るだけで大方のカビを撃滅できます。

しかし、木製の場合はカビが木の中に入り込んでいる可能性があるので、「カビキラーを噴霧して放置→拭き取る」という作業を何度か繰り返しましょう。

業者に依頼するメリットと相場価格

どうしても自分ではユニットバスの掃除ができない場合は、業者への依頼をおすすめします。
プロの業者は完璧に掃除をしてくれるので、自分で掃除するよりキレイになるでしょう。

ただし、業者に依頼するとお金がかかります。
バス・洗面台のみの2タイプユニットと、バス・洗面台・トイレが付いた3タイプユニットでは料金が違う可能性がありますが、大体12000円~20000円程度が相場です。

年末など大掃除の時期はかなり混み合うので、早めに予約しましょう。

お風呂を清潔にすると、快適な毎日が過ごせる!

お風呂は日々の疲れを癒す場所です。
お仕事や家事などで疲れた時に入ると格別ですよね。

しかし、お風呂が臭かったり、カビだらけだと嫌なものです。

ユニットバスの掃除は、それほど面倒くさくありません。
定期的に掃除をして、快適なバスライフを送りましょう。